Ubuntu10.04でrubygemsを最新版にする方法
Ubuntuというよりdebian系の話ですが、単純にapt-getでrubyおよびrubygemsをインストールした場合、そのあと
sudo gem update --system
としても
gem update --system is disabled on Debian. RubyGems can be updated\
みたいなエラーとなってしまいます。aptでの管理と矛盾が出ないように抑制されているためです。
8.10を使ってたころはrubyはaptで入れたあとに、ここにあるような感じでgemは直接インストールみたいなチップスがあったのですが、このとおりやってみてもどうもパスが通らなかったりで上手くいきません。
調べて見たところ、最近はrubygems-updateなるものがあるようですね。現在は、Ubuntu上でruby環境を整えるには以下の手順でよいようです。
1. rubyのインストール
sudo apt-get install ruby-full build-essential
2. rubygemsのインストール
sudo apt-get install rubygems
3.rubygems-updateのインストールと実行
sudo gem install rubygems-update sudo update_rubygems
あとはrailsとかを必要に応じて
sudo gem install rails
みたいにaptでなくgemで入れていけばOKです。
昔と常識が変わっていて戸惑ってしまいましたが、結果的にはかなりスムーズにインストールできるようになっていますね。Web上ではまだ昔の情報が残っていて混乱しそうなので、記事に起こしてみました。